「渋谷防災キャラバン」という名前だけ見ると、何のことか少し分かりにくいですよね。地域のお祭りなのか、行政の訓練なのか、見ているうちに「自分が行く場所なのかな」と迷ってしまう気持ち、わたしも最初はそうでした。
渋谷区エリアを担当している地域情報メディア『シブヤルーペ』のライター、ミホです。参加を考えているなら、当日の雰囲気をある程度つかんでから行くほうが動きやすいと感じています。
この記事では、渋谷防災キャラバンの内容と、参加前後に行きやすい体験型防災施設を3か所あわせて紹介します。開催情報は変わることがあるので、最後に公式確認先もお伝えします。
渋谷区が主体で動く総合防災訓練です
渋谷防災キャラバンは、渋谷区の総合防災訓練として位置づけられているイベントです。主催は「渋谷防災実行委員会」で、地域の自主防災組織・渋谷消防署・渋谷消防団などが協力しています。
民間が仕切るお祭りとは少し性格が違い、地域の避難所になっている小学校などを会場に選んでいる点が特徴です。2026年度も区内11地区での順次開催が予定されています。我が家にも案内が届きました。そらジローも来るみたい。

体験できる内容は何種類もあります
会場では複数のコンテンツが同時に動いています。地区や年度によって内容が変わることがあるため、詳細は当該地区の案内で確認してください。
- 消火器を使った初期消火体験
- 煙避難・消防車両展示
- 子ども向け防火衣を着てみる体験
- 備蓄グッズの紹介と在宅避難の展示
- 防災ゲストと学べるステージ
- 会場内スタンプラリー
スタンプラリーやステージは子どもが喜びやすい内容ですが、在宅避難の展示は大人にも実用的です。子連れでも大人だけでも、入口が複数あるイメージで見ておくと動きやすいと思います。
参加前後に行ける防災施設を3か所紹介します
渋谷防災キャラバンは年に一度・地区ごとの開催です。「もう少し体験したい」「事前に慣れておきたい」という場合は、常設の防災体験施設を使う手があります。わたしが実際に調べた中で、行きやすいと感じた3か所を紹介します。
- 本所防災館(東京消防庁)
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墨田区・錦糸町駅から徒歩10分。地震・煙・暴風雨・消火など体験コースが複数あり、無料で利用できます。事前予約制。公式サイト:www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/taiken/honjo/
- そなエリア東京
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江東区有明・ゆりかもめ有明駅から徒歩2分。首都直下地震後72時間を体験するツアーが無料。個人は予約不要で来館できます。公式サイト:www.tokyorinkai-koen.jp/sonaarea/
- 渋谷区防災ポータルサイト
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施設ではなくオンライン窓口ですが、渋谷区内の避難所・ハザードマップ・備蓄情報をまとめて確認できます。外出前の予習として使いやすい一次情報源です。
本所防災館は暴風雨・浸水・VRなど体験の種類が多く、消火から応急手当まで一度に体験できる点が他にないと感じています。ただし予約制なので、当日ふらっとはやや難しい。
会場が地元の小学校なのには理由があります
キャラバンの会場に地域の小学校が使われているのは、そこが実際の避難所として指定されている場所だからです。訓練として使う意味があるのと同時に、普段は入りにくい場所を事前に知る機会にもなっています。
わたしが気にするのは「駅からの距離」なんですよね。会場によってアクセスのしやすさが違うので、参加を考えている地区の地図は事前に確認しておくと当日に焦りにくいです。
開催情報で先に見ておきたい箇所
開催日・時間・会場は地区ごとに違います。自分の地区や行きやすい地区がいつ開催なのかを先に確認するのが最初の一歩です。
shibuya-bosai-caravan.tokyoにアクセスし、自分が行く地区を探します。
地区ごとのページで、開催時間・場所・プログラムの概要を確認します。
X(旧Twitter)の@shibuyabosaiで直前の変更や中止情報が発信されます。
自分の地区の開催回を探してからスケジュールに入れる、この順番が楽です。参加費は無料ですが、予約が必要な地区かどうかも公式ページで確認してください。
参加前に気になる服装と持ち物の目安
体験ブースがあるため、動きやすい服装が向いています。消火器体験や防火衣を試す場合は、スカートよりパンツスタイルのほうが無理がありません。
持ち物は特に指定がない地区が多いですが、飲み物と動きやすいシューズがあると会場内を回りやすい。本所防災館に行く場合は、靴下の着用が必須なので覚えておくと安心です。
雨天時と中止の可能性を前日に確認する
過去の開催情報を見ると、基本的には「雨天決行」となっているケースが多い。ただし雨天時は一部プログラムが変更・中止になることがあると明記されている地区もあります。
前日か当日朝に公式サイトやSNSを一度見ておくと、出かける前の迷いが減ります。わたし自身、当日に「やっぱり変更があった」と気づくのが一番疲れるので、前日確認を習慣にしています。
大人が一人でも行きやすい場所かどうか
子ども連れ向けという印象が強いイベントですが、大人だけでも参加できます。在宅避難の展示や消火器の使い方は、むしろ大人のほうが実感を持って見られる内容です。

一人でふらっと来ている大人も、意外と多いですよ
ひとりで入りやすいかどうか、わたしはいつも先に気にするのですが、会場内を自分のペースで動ける構成なので、無理がありません。そなエリア東京も個人で予約なしで入れるため、一人で行きやすい施設です。
よくある失敗と向かないケースを知っておく
迷いやすいのが「どの地区に行けばいいか」という点です。自分が住んでいる地区以外でも参加できますが、会場が地元の小学校なので、知らない場所だと道に迷いやすい。地図アプリで確認してから行くのが無難です。
開始時間ぴったりに行くと受付が混雑していることがあります。会場周辺の駐輪・駐車情報は公式に記載がない場合も多いため、公共交通機関での来場が基本です。本所防災館・そなエリア東京も同様で、いずれも一般駐車場なしと案内されています。
自分の地区も調べてみましょう
渋谷区内に住んでいたり、近くで働いていたりするなら、まず公式サイトで自分の地区の開催回を一つ探してみるだけで十分だと思います。ちなみに恵比寿地区は5/23㈯鉢山中学校です。
防災の体験は、知識として「知っている」より、実際に手を動かして「やったことがある」ほうが、いざという時に気持ちが落ち着く気がしています。キャラバンでも、本所防災館でも、そなエリアでも、どれか一つで十分だと思うので。
今週末に近い開催がある地区なら、今日のうちに公式サイトで日時と会場だけ確認してみてくださいね。天気と時間が合えば、ふらっと行ってみる、それくらいの気軽さで行っていただけたらうれしいです。










