渋谷区でエアコンを買いたいと思ったとき、「区の助成があるらしい」という話を聞いても、自分の世帯が当てはまるのか、いつ申請するのか、先に買ってしまっても大丈夫なのか、すぐには判断がつかないですよね。
渋谷区在住ライターのミホです。地域情報メディア『シブヤルーペ』でエリアの暮らし情報を書いています。エアコン関連の制度は区・都・国のものが混ざって見えやすく、わたしも最初は「どれが自分に関係する話か」を整理するところから始めました。
この記事では、渋谷区の助成制度と都の制度の違い、対象になる世帯の条件、申請の流れで先に見ておきたいことを順番に整理します。
渋谷区で調べる意味がある理由
エアコンの助成制度は、自治体ごとに内容が異なります。隣の区にあって渋谷区にない制度もあれば、その逆もあります。
渋谷区には、区独自のエアコン購入費助成事業があります。ただし、対象になる世帯の条件が設定されています。全員が使える制度ではないため、まず「自分の世帯が当てはまるか」を先に見ておく必要があります。
申込期間が決まっていて、令和8年度は2/1~10/31までの期間となります。申し込み後に訪問調査がありますので先にエアコンを買ってしまわないように注意が必要です。
助成金と補助金で目的が違うこと
「助成」と「補助」は似た言葉ですが、制度の目的が異なることがあります。渋谷区のエアコン助成は、主に福祉・熱中症対策を目的としています。省エネや買い替え促進を目的にした都の制度とは、対象世帯も手続きの流れも別物です。
見落としやすいのが、同じ「エアコン支援」という言葉で複数の制度が並んで見えてしまう点です。目的が違えば対象も窓口も異なるため、どの制度の話かを最初に確認しておくと整理しやすいです。
区の制度と都の制度を見分けるには
渋谷区の助成事業は、区が直接運営しています。窓口は区の福祉部生活支援課です。一方、東京都が実施している「東京ゼロエミポイント」は、省エネ性能の高い家電に買い替えたときにポイントが付与される、都全体の制度です。
- 渋谷区の助成事業
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福祉目的。対象世帯に限定。区の窓口へ相談しながら進める流れ。
- 東京ゼロエミポイント
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省エネ目的。都内在住者向けの制度で、登録事業者から対象機種を購入するとポイント還元を受けられます。東京ゼロエミポイントの公式ページにエアコンのメーカー名・製品型番等を入力すると還元されるポイントが計算できますよ。ゼロエミポイント対象店でエアコンを購入すると1ポイント1円換算で購入時に割り引かれます。
両方の制度が同時に使えるかどうかは、申請前に公式窓口で確認してから動くほうが安心です。
対象になりやすい世帯の条件を先に見る
渋谷区のエアコン購入費助成事業には、大きく四つの対象世帯が設けられています。公式情報をもとに整理すると、以下のような条件があります。
- 世帯全員が住民税(均等割・所得割)非課税
- 児童扶養手当を受給している人がいる世帯
- 65歳以上のみの世帯で合計所得135万円以下
- 生活保護受給世帯(支給要件に該当しない場合)
「65歳以上のひとり暮らし」も対象に含まれることがあります。ただし、渋谷区内に住所があることや、現在エアコンが使えない状態であることなど条件があるため、詳細は公式窓口で確認しておくと安心です。
購入より前に動く必要がある理由
渋谷区の助成制度では、先に購入してしまうと対象外になる可能性があります。流れとして、まず電話で申し込み、訪問調査を受けてから、区の認定店舗で見積もりを取る手順になっています。
急いでいると「とりあえず買ってしまおう」となりがちです。でも、この制度は購入のタイミングが決まっている仕組み。先に店舗へ行く前に、一度電話で流れを確認しておくほうが後から困りにくいです。
新規設置と買い替えで条件が変わること
渋谷区の助成事業は、「自宅に冷房機能が使えるエアコンが一台もない」ことが前提です。買い替えの場合でも、故障などで冷房機能が使えない状態なら対象になることがあります。
まだ使えるエアコンがあって「省エネ機種に買い替えたい」という目的なら、渋谷区の助成よりも東京ゼロエミポイントのほうが目的に合っている場合もあります。自分の状況がどちらに近いかを先に整理しておくと動きやすいです。
対象機種と省エネ基準の確認先
渋谷区の助成では、購入できる機種は区の事業協力店舗の取り扱いが前提です。東京ゼロエミポイントの場合は、統一省エネラベルの多段階評価基準を満たした機種が対象になります。
どの機種が対象かは、店頭へ行く前に制度ごとの公式情報で確認しておくと安心です。省エネ基準は機種ごとに評価が異なるため、「省エネだから対象」と決めつけず、ラベルの数値や対象条件を確認する流れになります。
申請の流れで先に確認しておきたいこと
渋谷区の助成を使う場合、申請の流れは次の順番です。
生活支援課生活支援係へ電話し、対象条件や流れを確認する。
区の職員が自宅を訪問。申込書類はこのときに受け取る流れです。
助成対象の通知書が届いてから、事業協力店で見積書を取得する。
交付額決定通知書を持参して、事業協力店でエアコンを購入・設置する。
助成額や自己負担額は年度や条件で変わる可能性があります。申込から購入まで複数のステップがあるため、夏前は特に早めに相談しておくと動きやすいです。
公式情報をどこで確認するか
渋谷区の助成事業は、渋谷区公式サイトまたは生活支援課への確認が大切です。まとめサイトや比較サービスには古い情報が残っていることもあるため、申請前に最新情報を確認しておくと安心です。令和8年度は2/1~10/31までが申込み期間です。(2026年5月渋谷区ホームページ確認済)
東京ゼロエミポイントの最新情報は、東京都環境局の公式情報で確認できます。登録事業者一覧や対象機種も年度ごとに更新されることがあります。

申込期間や予算上限は年度で変わることがあるので、最初に公式情報を確認しておくと安心です
よくある失敗と気をつけたいこと
迷いやすいのが「先に買っておけばよかった」と後から焦るパターンです。渋谷区の助成は購入前の申請が前提で、自由に店舗を選べない場合もあります。エアコンが壊れて急いでいるときほど、順番を間違えやすいです。
また、住民登録の住所が渋谷区内であることも条件になるため、引っ越し直後や転入届の手続き中は事前確認をしておくと安心です。
受付状況と年度切り替えを先に見る
渋谷区の助成事業は予算上限が設定されていることがあり、申請期間内でも受付終了になる場合があります。申請期間や受付状況は年度ごとに変わるため、最新情報を公式サイトで確認しておく必要があります。
夏前は申し込みが集中しやすいため、「まだ先でいいか」と後回しにしていると受付が終わっていた、ということもありえます。気になった時点で一度確認しておくと動きやすいです。
迷ったときに最初にしてみること
今日この記事を読んで「自分の世帯が当てはまるかもしれない」と感じたら、まず渋谷区の生活支援課に電話してみるだけでも状況を整理しやすいです。条件確認と申込の流れをまとめて聞けるため、書類準備の前に相談してみるのもよさそうです。
わたし自身、制度の話は「自分に関係あるか分からない」まま後回しにしてしまうことが多いんですよね。でも、渋谷区のこの制度は電話が起点になっているので、まずそこだけ確認してみると動きやすいと感じています。
週末に少し時間があれば、渋谷区の公式サイトで対象条件を確認してみてくださいね。自分の世帯が当てはまるかが見えてくるだけでも、次に何を確認すればいいか整理しやすくなると思います。










