【渋谷区】免許返納、窓口・必要書類・返納後の移動手段まで

家族の運転をこのまま続けてもらうか、そろそろ免許を返してもらうか。そんな話がぽつぽつ出てきて、まず手続きのことより「返した後の暮らしがどうなるか」が気になっている方も多いのではないでしょうか。

地域情報メディア『シブヤルーペ』のエリア担当ライター、ミホです。入りやすいお店や動きやすい導線を先に見てから決めるくせがあるのですが、今回のテーマも同じ順番で調べてみました。

自主返納の基本、渋谷区での手続き場所、返納後の本人確認や移動手段まで、迷いやすい順番に沿ってお伝えします。

目次

運転免許の自主返納とは何か

自主返納とは、運転免許が有効なうちに、本人の意思で警察署へ免許証を返す手続きです。更新をしないまま失効するのとは違う仕組みです。

失効や取消しとの違いを最初に押さえておきたいところです。失効は更新を忘れたまま期限が過ぎた状態で、取消しは違反や事故などが理由になる場合がほとんど。自主返納は本人の意思で行う手続きという点が大きく違います。

返納前に確認したい条件

見落としやすいのが、返納できるタイミングです。免許が有効なうちに手続きすることで、後述する運転経歴証明書の申請もスムーズになります。

年齢による制限はなく、本人が窓口に出向くことが基本になります。代理人による返納手続きはできないケースが多いので、この点は事前に窓口へ確認しておくと安心です。

渋谷区内で手続きできる場所

渋谷区内には渋谷警察署、原宿警察署、代々木警察署の三署があり、いずれでも自主返納の手続きができます。

渋谷警察署は渋谷駅東口から徒歩約2分。仕事帰りに寄れそうな距離ですが、窓口の取扱時間は平日8時30分から16時30分までなので、平日の夕方だと少し厳しいかもしれません。代々木警察署は京王新線の初台駅が最寄りです。土日祝日と年末年始は対応していないので、平日に予定を組む必要があります。

渋谷警察署

渋谷区渋谷3丁目8番15号、渋谷駅東口から徒歩約2分です。

代々木警察署

渋谷区本町1丁目11番3号、京王新線・初台駅が最寄りです。

原宿警察署

渋谷区内の手続き窓口の一つとして案内されています。

住所地の管轄でなくても手続きできるので、行きやすい駅から選ぶという考え方でよいと思います。

手続き前に用意したいもの

窓口へ行く前に、まず運転免許証そのものを忘れずに持っていくことが基本になります。

運転経歴証明書を同時に申請したい場合は、手数料や写真が別途必要になる場合があります。必要書類や手数料は窓口の最新情報で確認するのが確実です。当日焦らないためにも、電話で一度聞いておくと安心できます。

運転経歴証明書との違いを整理

よく迷うのが、免許を返納すること自体と、運転経歴証明書をもらうことの違いです。返納は免許証を返す手続きで、証明書は身分証として使えるカードを新しく発行してもらう手続きになります。

証明書は自主返納から5年以内であれば申請できるとされていますが、手数料や必要書類は時期によって変わることがあります。申請条件は公式窓口で最新情報を確認する前提で動くと迷いにくいです。

本人確認で迷いやすい場面

実際に見てみると、免許証を返した後に困るのは病院や銀行での本人確認だったりします。運転免許証がなくなると、この場面で戸惑う方が多いようです。

運転経歴証明書は本人確認書類として使える場面が多いとされていますが、扱いは提示先によって違うことも。マイナンバーカードなど他の本人確認書類と合わせて考えておくと、当日困りにくいと感じています。

返納後の電車やバスの動き方

渋谷区は駅が集まっているエリアなので、鉄道やバスの選択肢自体は多いほうです。ただ、住んでいる場所や普段の行き先によって、返納後の負担は結構変わってきます。

駅から離れた場所に住んでいる場合、バスの本数や停留所までの距離が気になるポイントになります。買い物や通院で使う経路を、免許を返す前に一度歩いて確認しておくと、返納後の生活がイメージしやすくなると思います。

駅までの道、意外と大事なんですよね

自治体や事業者の支援を調べる方法

渋谷区では、65歳以上で区内に住民登録がある人を対象に、コミュニティバス「ハチ公バス」の専用回数券を交付する支援を行っています。

  • 対象は65歳以上かつ区内在住の人
  • 返納後6か月以内の申請が条件
  • 申請窓口は区内三署のいずれか
  • 代理人による申請は不可

支援内容や対象条件は見直されることがあるため、申請前に渋谷区の担当窓口へ確認する形が確実です。民間の交通事業者による割引についても、実施の有無を都度確認したほうがよいと感じています。

高齢者運転免許自主返納支援事業 | 自動車 | 渋谷区ポータル

家族で話すときに起きやすい行き違い

免許の返納は、家族の中で意見が割れることは珍しくありません。返してほしい側と、まだ運転を続けたい側とで、見ている景色が違うことが多いように思います。

買い物や通院で車が欠かせない生活を送っている場合、返納後の移動手段を具体的に決めてから話し合うほうが進みやすそうです。感情だけでぶつかると話が止まってしまうので、まず一緒に交通手段の候補を調べてみるところから始めるのも一つの手だと思います。

急いで決めなくてよいケース

意外かもしれませんが、返納を急ぐ必要がない場面もあります。生活の足として車が欠かせない地域に住んでいる場合や、代わりの移動手段がまだ整っていない場合です。

この記事は返納をすすめるものではありません。手続きの流れや返納後の暮らしを知っておくことで、家族で話すときの材料にしてもらえたらと思っています。

窓口へ行く前の確認手順

STEP
窓口の受付時間を確認する

渋谷警察署か代々木警察署へ電話をして平日の取扱時間を確かめます。

STEP
運転経歴証明書の要否を決める

本人確認書類として使う機会があるかどうかで、同時申請するか考えます。

STEP
支援制度の対象かどうか確かめる

渋谷区の交通政策課へ問い合わせて、対象条件を確認しておきます。

この3つを済ませておくと、窓口に着いてから慌てずに済みます。手続きにかかる時間も読みやすくなるので、仕事や予定の合間に動きたい方には特におすすめです。

勘違いしやすい手続き上の注意

先に確認しておきたいのは、免許の更新をしないことと自主返納は別の手続きだという点です。更新をしないまま放置すると失効になり、返納とは扱いが変わります。

また、支援制度や割引の内容は自治体や事業者の判断で見直されることがあります。実施の有無は必ず公式情報で確認するという前提を忘れずにいたいところです。

公式情報で最新内容を確かめる方法

渋谷区の公式サイトには、高齢者運転免許自主返納支援事業のページがあり、対象条件や申請窓口がまとまっています。

運転経歴証明書の手数料や必要書類は警視庁の公式サイトで案内されていますが、改定されることもあるので注意が必要です。渋谷区の交通政策課、渋谷警察署、代々木警察署の連絡先を控えておくと、疑問が出たときにすぐ聞けて安心です。

確認先役割
渋谷区交通政策課支援制度の対象条件を確認する窓口
渋谷警察署・代々木警察署返納手続きと証明書申請の窓口
警視庁公式サイト手数料や必要書類の最新案内

最後にわたしからの一言

ここまで読んで、まず何から手をつけようかなと思っている方には、今日、渋谷区のホームページで支援制度のページを一度開いてみることをおすすめします。高齢者運転免許自主返納支援事業 | 自動車 | 渋谷区ポータル

わたし自身、両親の運転で外出すると、ちょっと心配だなと思うことがあります。それでも、なかなか返納を伝えにくいですよね。

今週末、家族と少し話す時間があれば、支援制度のページを一緒に見るところから始めてみてくださいね。それだけでも、次の一歩がぐっと踏み出しやすくなったらうれしいです。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「シブヤルーペ」編集長・ミホ

渋谷区在住のミホです。地域情報メディア『シブヤルーペ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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