【渋谷区】トライアル雇用助成金|求人を出す前に知りたい相談先と手続き

渋谷区で人を雇うとき、トライアル雇用助成金という言葉を聞いて気になっている方も多いのではないでしょうか。区の制度か国の制度か分かりにくく、通常の採用とどう違うのか迷いますよね。

『シブヤルーペ』のエリア担当ライター、ミホです。自営業をしているわたしも、こういった手続き関係は少し苦手な分野。役所へ行くなら入りやすい時間帯かどうかも気になります。

この記事では、求人を出す前後に確認したい手続きの流れや相談先を順番に整理します。制度は変更されることもあるため、厚生労働省やハローワークなどの公式情報で最新内容を確かめてくださいね。

目次

トライアル雇用助成金は国の制度

「トライアル雇用助成金」は、採用時に「まず一定期間働いてもらい、適性を見たうえで無期雇用へ移行する」場合に利用できる国の助成金です。

職業経験が少ない方などを一定期間試しに雇い入れることで、事業者と働く人の両方が適性を見極められる仕組み。原則3か月の期間を設けて、お互いに無理なく続けられるかを確認できます。

2026年度の一般トライアルコースでは、原則3か月、雇用した対象者1人につき月額最大4万円(一定のひとり親は5万円)が支給されます。

名前に助成金とあると渋谷区独自の制度かと思いがちですが、国の雇用関係助成制度になります。区役所ではなく、国が設けている制度です。

渋谷区の助成制度との大きな違い

渋谷区にも事業者向けの助成制度がありますが、トライアル雇用は国の制度なので相談窓口が異なります。渋谷区役所へ行っても手続きはできず、管轄のハローワークを通す必要があります。

事業所が渋谷区ならば神南のハローワーク渋谷です。ここを間違えると時間がかかるんですよね。

窓口を間違えると2度手間になるので注意したいですね

助成対象になる事業主の基本的な条件

制度を利用するには、事業主の側にも条件があります。雇用保険の適用事業所であることや、過去に重大な労働関係法令違反がないことなど、基本的な労務環境が整っていることが求められるルール。

労働保険の納付

労働保険料を適切に納付していることが前提です。

細かい要件は事業所の状況によっても変わるため、事前に公式の案内で確認しておくと安心です。

雇い入れる対象者に求められる条件

雇い入れる対象者についても、いくつか条件が決まっています。過去2年以内に離職や転職を繰り返している方や、離職期間が1年を超えている方などが該当する仕組み。誰でも対象になるわけではないので注意が必要です。

  • 離職している期間が1年を超えている
  • 過去2年以内に2回以上離職などをしている

求職者がハローワークの紹介を受けた時点で、この条件を満たしているかを窓口で確認してもらうことになります。事業者側で勝手に判断できないルール。

求人を出す前に見ておきたいこと

まず押さえておきたいのは、通常の求人を出した後からでは制度を利用できないという点です。事前にハローワークで「トライアル雇用求人」として申し込む必要があり、順番がとても重要なポイント。

必ず求人を出す前にハローワークへ相談することが、制度利用の第一歩です。ここを後回しにすると、後から条件を満たしても対象外になってしまいます。

職業紹介から採用までの全体的な流れ

実際に人を雇うまでの手続きは、いくつかの段階に分かれています。ここでも順番を守ることが大切です。わたしも手続きの順序を間違えそうになるので、しっかり確認しておきたい部分です。

STEP
求人の申し込み

ハローワークへトライアル雇用求人を出します。

STEP
職業紹介と選考

紹介を受けた対象者と面接などの選考を行います。

選考を通過したら雇用契約を結びますが、開始日から2週間以内に実施計画書の提出が必要です。忘れないように早めに動くのがコツ。

支給対象になる期間と費用の考え方

雇用の期間は原則として3か月と定められています。支給額の目安はありますが、対象者の条件や勤務日数によって変動する仕組み。必ず満額もらえると断定して費用を計算するのは少し危険です。

費用面を考えるときは、助成金をあてにしすぎないのがポイント。あくまで採用を試すための補助として捉えておくほうが、気持ちに余裕が持てます。

支給の申請時期と必要書類について

無事に期間が終了しても、自分で申請しないとお金は振り込まれません。トライアル雇用の終了日の翌日から起算して、2か月以内に支給申請書を提出する必要があります。期限を過ぎると受け取れなくなるんですよね。

提出する書類も複数あるため、早めに準備を始めるのがおすすめ。必要書類は労働局やハローワークの案内に記載されているので、最新のリストを手元に置いておくと安心です。

渋谷区の事業者が確認する相談先

渋谷区に事業所がある場合、管轄はハローワーク渋谷になります。神南エリアにあるので、仕事の合間や移動のついでに寄りやすいかどうか、事前に場所を確認しておきたいポイント。

施設名住所
ハローワーク渋谷渋谷区神南1-3-5

直接行くのが難しいときは、まず電話で必要書類や手順を聞いてみるのも一つの方法。行く前に準備を済ませておくとスムーズです。

最新の要件を公式情報で確かめる方法

助成金の手続きや窓口の受付時間は、年度によって変わる可能性があります。過去のインターネット記事だけを信じると、条件が変わっていて慌てることも少なくありません。

厚生労働省や東京労働局の公式サイトで、最新の要件を確かめる習慣をつけたいところ。電話番号も公式ページで探すのが一番確実です。

よくある失敗と注意したいポイント

見落としやすいのが、制度利用のためだけに雇用条件を不自然に調整してしまうケースです。助成金をもらうことが目的になると、本来の採用計画とずれてしまい、結果的に事業の負担になりかねません。

また、トライアル雇用をすれば確実に本採用につながるとは限らない現実。適性が合わずに終了する可能性もあるため、採用リスクが完全になくなるわけではないと知っておくことが大切です。

最後にお伝えしたい一言

ここまで、トライアル雇用の基本的な流れや確認先について見てきました。少し複雑に見えますが、まずは今すぐハローワークの公式サイトから、渋谷管轄の窓口の電話番号をメモしてみてはいかがでしょうか。

わたしも新しい手続きはちょっと腰が重くなりますが、連絡先が手元にあるだけで、いつでも相談できるという安心感が生まれると感じています。

求人を出すタイミングで焦らないように、少しずつ準備を進めてみてくださいね。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「シブヤルーペ」編集長・ミホ

渋谷区在住のミホです。地域情報メディア『シブヤルーペ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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