【渋谷区】ポイ捨てで過料2000円6月スタート|対象エリアと巡回の仕組み

渋谷を歩いていると、たばこの吸い殻や飲食ゴミが道に落ちていて、なんとなく気になっていた方も多いと思います。2026年6月1日から、渋谷区でポイ捨てに対して過料2000円を徴収する仕組みが正式に動き始めました。

はじめまして、シブヤルーペのミホです。渋谷区に住んでいて、仕事柄、恵比寿から渋谷のあいだをよく歩いています。この制度について、「自分には関係ある?」「どの場所で取り締まりをしているの?」と気になった方向けに、分かりやすくお伝えします。

この記事では、新制度の内容と対象エリア、テイクアウト店への影響、そして渋谷を歩く人が今確認しておきたいことを順にご説明します。

目次

渋谷区で何が始まったのか

2026年6月1日から、渋谷区で「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」の改正が本格的に動き出しました。ごみをポイ捨てした人を巡回員が確認した場合、その場で過料2000円を徴収できるようになっています。

条例自体は2025年12月に渋谷区議会で可決され、2026年4月1日に施行済みです。4月から5月は周知期間として啓発活動が中心でしたが、6月1日からは実際に過料を徴収する段階に入りました。

初日の午前中に2件、すでに徴収されている

制度が始まった6月1日、渋谷区への取材で午前10時前までに2件の過料徴収が行われていたことが分かりました。いずれも、道端でたばこを吸い終えた後に吸い殻を路上に投げ捨てた瞬間を巡回員が現認したケースです。

渋谷区は24時間巡回を行う方針で、夜間も含めて取り締まりを続けるとしています。「現認」が要件なので、見ていない状態では徴収されませんが、巡回は昼夜を問わず行われます。

取り締まりの対象になるのはどんな行為か

条例が定めるのは、路上や公共の場所へのごみのポイ捨て全般です。たばこの吸い殻だけでなく、飲食物の容器や包装ゴミも対象になります。

過料の金額

1件あたり2000円。条例の上限は2万円で、当面は2000円を基準として徴収する方針。

取り締まりの方法

区の巡回員が実際にポイ捨ての瞬間を現認した場合に、その場で過料を徴収する。

巡回時間

24時間体制。夜間も巡回を行うとしている。

どのエリアが特に対象になるのか

過料の徴収は渋谷区全域が対象です。渋谷駅周辺だけでなく、原宿駅・恵比寿駅周辺の繁華街エリアも条例の対象区域に含まれています。

わたしが日常的に歩く恵比寿~渋谷のあたりも、この取り締まりエリアに入ります。駅近く以外でも巡回は行われているので、「人通りが少ないから」という場所でも油断はできません。

テイクアウト店にも新しい義務が生まれた

今回の条例改正では、ポイ捨て禁止の強化と同時に、事業者側への規制も設けられました。渋谷・原宿・恵比寿の各駅周辺でテイクアウトを行うコンビニやカフェは、店内か出入口付近にごみ箱を設置する義務があります。

これまでは自動販売機にのみごみ箱の設置義務がありましたが、今回からコンビニやテイクアウトカフェも対象になりました。設置しない場合、勧告・命令・店名公表を経て、最終的に5万円以下の過料が科されます。

この制度が始まった背景にあること

渋谷区のポイ捨て問題が深刻になったのは、コロナ禍以降に来街者が急増したことが大きな要因とされています。これまでは啓発活動が中心でしたが、それだけでは対応しきれない状況が続いていたようです。

「自分のごみは自分で持ち帰る」という区の基本方針は変わっていませんが、そこに罰則という強制力が加わった形です。

渋谷に来る観光客や通勤者も対象になる

この制度は、渋谷区に住んでいる人だけが対象ではありません。渋谷区内でポイ捨てをした人であれば、区外在住でも観光目的であっても、過料の対象になります。

  • 渋谷区内で働いている人(区外在住でも対象)
  • 観光や買い物で渋谷・原宿・恵比寿を訪れる人
  • 夜間に立ち寄る人(24時間体制で巡回あり)
  • 区内でたばこを路上で吸う人(吸い殻の投棄が最初の摘発事例に)

いま現金がない・・過料を払えなかったらどうなるのか

過料は行政罰の一種で、刑事罰(罰金)とは異なります。ただし、行政上の義務として支払い義務は発生します。

「その場で現金がない」「後日払いたい」といったケースへの対応については、巡回指導員が発行する納付書で後日支払うことになります(2026年6月渋谷区公式サイトで確認済)

実施したばかりですから、これから変更点が出るかもしれません。最新の手続き方法は渋谷区の公式サイトや窓口で確認するのが確かです。条例の詳細や実際の運用については、渋谷区の公式情報をご覧ください。

過料って罰金と何が違うの、と思ったらまず区の公式サイトを見るといいです

公式情報で今すぐ見ておきたいこと

制度の詳細は、渋谷区公式サイト内「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」のページに掲載されています。巡回エリアの具体的な範囲や、テイクアウト店向けの義務内容も確認できます。

STEP
渋谷区公式サイトで条例全文を確認する

「きれいなまち渋谷をみんなでつくる条例」で検索すると、改正条例の内容と対象エリアの詳細が確認できます。

STEP
テイクアウト店を運営している場合は窓口確認を

対象エリアで飲食物を販売する事業者は、ごみ箱の設置義務の範囲を確認しておくと安心です。渋谷区の環境担当窓口に問い合わせるのが確かな方法です。

渋谷を歩くとき、今日から変わること

渋谷エリアを歩くなら、まず手元のゴミを少し意識してみるだけでいいと思います。コンビニのレシートや飲食後の包み紙など、「ちょっとだから」と思って手放してしまいがちなものを、ひとまずポケットかバッグに入れておく。それだけでも変わります。

わたし自身、恵比寿近辺でよく歩いていると、路上のごみが少ない日と多い日でだいぶ印象が変わるのが正直わかります。罰則で動く人もいれば、それがきっかけで習慣が変わる人もいるかもしれませんね。

たばこを吸う方も、ごみを持ち歩く習慣がない方も、今週末から渋谷を歩く予定があるなら、この機会に一度条例の内容を目を通しておくと、いざというときに焦らずにすみますよ。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「シブヤルーペ」編集長・ミホ

渋谷区在住のミホです。地域情報メディア『シブヤルーペ』で、暮らしに役立つ地元情報を発信しています。

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